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【読書感想文】叙述トリックについて〜オススメ紹介〜

叙述トリック

読書感想文というお題ですが、特定の本に焦点を当てず、今回は「叙述トリック」についてお話ししたいと思います。

というのも、読書をする楽しさやメリットはたくさんありますが、その1つがこの叙述トリックだと思うからです。

文字だからこそできる、文字だからこそもたらされる衝撃・どんでん返し。

私は深読みせずに流れに身を任せ、思い切り騙されにいく「作者にとって理想の読者」だと思っていますが、真実が分かったときの何とも言えない気持ちは何物にも代えがたいものがあります。

 

さて、そもそも叙述トリックとは何か。

以下、Wikipediaからの引用です。

 "小説という形式自体が持つ暗黙の前提や、偏見を利用したトリック。典型的な例としては、前提条件として記述される文章は、地の文や形式において無批判に鵜呑みにしてもいいという認識を逆手にとったものが多い。登場人物の話し方や名前で性別や年齢を誤認させる、作中作(劇中劇)を交える、無断で章ごと(時には段落ごと)の時系列を変えることで誤認させるなどがある。"

 

叙述トリックを使った本をいくつも読んだ身からすると、非常にシンプルかつ的を得た説明だと思うのですが、私なりに言い換えると、

「文章を通して、当たり前に○○だと自然に読者に思わせておいて、実は××でした、と最後にひっくり返すトリック」

となるでしょうか。

余計わかりにくい?ので最もシンプルな例を挙げると、

「とある重要な登場人物が、男性だと思っていた(思わされていた)のに女性だった」

みたいなことです。

 

そんなことある?って思う方もいらっしゃるでしょうが、

そこは作者の腕の見せ所。

本当に面白い作品は、先ほどの例について言えば、

「ミスリードに気づかずに最後まで男性だと思って読んで、ネタばらしで衝撃を受けて、読み返したらちゃんと女性だと気づくヒントが与えられている

ような作品だと思います。

全くノーヒントでどんでん返しされても、アンフェアですからね。

叙述トリックの作品例

さて、私が読んだ叙述トリックを扱った本のタイトルをいくつか紹介。

『イニシエーション・ラブ』

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『星降り山荘の殺人』

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『ジェリーフィッシュは凍らない』

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『ブルーローズは眠らない』

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『葉桜の季節に君を想うということ』

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『十角館の殺人』

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今思い出せるのはこのあたりでしょうか。

 

特に、『イニシエーション・ラブ』は面白かった。

人が亡くならないのでミステリーではない?のですが、まんまと騙されました。

私は、読書をするとき、登場人物のイメージを頭に描きながら読むのですが、SIDE-AとSIDE-Bで、主人公の男性のイメージが変化し、気にはなっていたんです。めっちゃオラつくようになるやん。って。

でも、学生から社会人になるにつれてそういうこともある、そう思っていたんですがね...

 

冒頭で叙述トリックが読書の楽しみの1つだと言いましたが、この『イニシエーション・ラブ』は映画も面白かったです。どうやって映画にするんだろう、というワクワクもありましたが、原作を読んでから見ても、「やられた!」っていう気持ちになりましたね。純粋にすごいと思います。

まとめ

○○だと思い込まされる

⇒××でしたとネタばらしされる

⇒「やられた」という最高の感覚

⇒読み直してヒントに気づいて再度楽しい

という、読書ならではの面白さを味わえる叙述トリック、

上でご紹介したタイトルからはじめてみませんか?

※もっと叙述トリックを使った本が読みたい...

 オススメの本があれば教えていただきたいです(^^)/