時代祭の歴史
今回は、京都の秋の風物詩である、
時代祭
をご紹介。
葵祭・祇園祭と並び、京都三大祭りと称されますが、実は、歴史はその2つに比べると非常に浅いです。
明治28年に創設されたこの時代祭。
平安神宮の『例祭=その神社における最も重要な祭り』なのですが、
そもそも天皇が政治をした場所のレプリカとして、明治時代に行われた博覧会の出し物として作られたのが平安神宮なのです。
平安神宮の歴史自体が浅いので、その例祭である時代祭の歴史も浅い訳です。
余談ですが、その歴史の浅さ故か、平安神宮はなんと京都17の世界遺産に含まれておりません。お間違えないよう。
それでも平安神宮がとてつもなく有名なのは、その美しさもありますが、
京都の『総社=神社の頂点』としての位置づけ
がなされたことが大きいと思います。
極論を言えば、平安神宮にお参りすれば、京都の全神社にお参りしたのと同じ効力があると認められたということですから。
時代祭の内容
時代祭では、京都御所から平安神宮までの道のりを、祭りでは最大の2000人規模で練り歩きます。
日本の各時代を彩る行列が見所で、各時代に合わせた『本物にこだわった衣装』が時代祭のクオリティの高さを示しています。
京都は染め物文化も発達していますから、当時の衣装を再現する『腕』が京都にはあります。
また、時代ごとに京都市民が役割を与えられ参加する形なので、『京都民による』お祭り感が強いです。
各時代の著名人に扮した人が、のぼりを持って参加するのも、行列の見所ですよ。
あなたの好きな偉人が歩いているかも。
毎年、10月22日に開催されます。
御所で見るのがオススメですよ!!
あとがき
歴史上の偉人が現代に…
なんとテンションの上がる設定でしょうか。
私は偉人のエピソードとか好きなので、時代祭に好きな偉人が出てきたら嬉しくなります。
ちなみに、上記の設定の漫画、あります。
『リィンカーネーションの花弁』
BLADECOMICSより発売。
この記事のタイトルをここで回収します。
端的に言うと、『偉人にまつわる異能力バトルもの』、でしょうか。
偉人のエピソードも学べて、能力もカッコいいし、ストーリーも面白い。
ぜひ、お読みください!!
※異能力への憧れが、漫画欲を駆り立てる。なんで無個性なんだ...