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【名言・名場面クイズ】鋼の錬金術師③

まえがき

鋼の錬金術師は、涙の見せ方・使い方が非常に上手いと思っています。

そこで、登場キャラが『涙』している場面のうち、印象深い場面をピックアップしてクイズにしました!!

セリフの空欄に当てはまる部分をお答えください。

全5回あります!!

それぞれ、巻数も記していますので、読み返したくなった方はすぐに!!

ブログの画像は、その場面が収録されている巻になっています!!

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辛いときこそ、人の優しさが沁みる。(12巻)

両親の仇であるスカーに遭遇し、エドとスカーの会話から真実を知り、怒りに任せてスカーに銃を向けながらも、撃てなかったウィンリィ。

エドに、

「お前の手は人を殺す手じゃない。人を生かす手だ。」

と諭される。

大好きで、誇りに思っていた両親を、理不尽に殺した仇。

それが目の前にいて、自分の手にはそいつを殺せる銃まである。

引き金を引けば、仇を撃てる。

でも、引き金を引けなかった。

そして、その後、ガーフィールから電話が入ります。

電話口で、顧客から、「早く戻ってきて」「ウィンリィじゃないと」とせがまれるウィンリィ。

そこでのウィンリィのセリフです。

ごめんね

すぐ戻るね

待っててね

がんばるから

がんばるから…

ありがとうね…

そして、『涙』が伝う頬のみが伺えるカット。

 

⇩一言コメント

直接顔を見せず、流れる涙だけを見せる演出が多い。

そしてそれは、荒川先生の思惑通りか、読む人の心を打ちます。

両親の仇を目の前にして何も出来なかった自分。

そこから生まれる様々な負の感情。

それを取り払ったのは、

『誰かが必要としてくれる』という優しさ。

人は誰しも、誰かに必要とされたい。

そして、その優しさは、辛いときこそ本当に心に沁みるものですよね。

ウィンリィの感情が凝縮されたこの場面は、間違いなく名場面です。

残酷な現実と向き合い、堪えきれない涙。(13巻)

ノックスの部屋にて。

リンのため、ブラッドレイを欺くために、自らの腕をぶった斬ったランファン。

*その斬られた腕に欺かれて、ブラッドレイが放った一言、見事なりも名場面ですが、今回は泣く泣くスルーします。

その後、次期王の座を狙うリンの臣下として、強くあらねばという思いからか、腕を斬り落とした影響を感じさせないランファン。

しかし、ある時、鏡に映る自分を見て、

腕… 本当に無いんだ…

そして、額に残った方の手を当てながら、『涙』。

 

⇩一言コメント

残酷な現実にふと向き合ったときの悲しみは、強くあらねばというランファンの心も打ち砕きました。

時代や文化が、現実世界とは全然違うとはいえ、腕を一本無くすなんて、残酷過ぎます。
強い戦士であるランファンだって、まだ幼いんです。

ただ、この現実と向き合うことが、ランファンを更に強くしたことは間違いありません。

強がりで着飾って、目を背け続けていれば、後に最高の場面で再登場し、私を嬉しさと高揚感で震えさせたランファンを見る事は出来なかったと思います。

細かい場面ではありますが、ランファンを成長させた、素晴らしい一場面でした。

神様、どうか見逃してほしい…(16巻)

腕を治療したランファン、そしてその家族フーに感謝されたノックス。

イシュヴァールで人を殺め続け、その罪に苛まれ検死専門にならざるを得なかった自分が、久しぶりに救った命。

医者としての仕事を果たし、誰かから感謝される日が再び来るなんて…

その後、ノックスの息子夫婦が訪れて来ます。

イシュヴァールで人の道を外れてから、自分の家族さえも遠ざけ、崩壊させたノックス。

そんな遠ざけていた家族である彼の息子は、医者を目指すと宣言します。

「『医者』である自分の生き様を見てきたはずの息子が、医者になりたい?」

食い下がるノックス。自分と同じ轍を踏ませたくない…

しかし、息子は引き下がりません。

それどころか、ノックスと共に、辛い過去を乗り越えたいと言うのです。

なぜそこまでするのかと問いかけるノックス。

息子の答えは、

家族だから

家族だから、ノックスのために一生懸命になれると言い張る息子。

自分が遠ざけてきた家族が、こうして手を差し伸べてくれている…

そして、息子夫婦を家にあげた後の、ノックスのセリフ。

「もしも神サマってのがいるならよ」

見のがしてくれよ

「こんな俺でもよぉ… 家族とコーヒー飲むくらいの幸せは願っていいよな…?」

『涙』で顔をぐしゃぐしゃにしながら、こうつぶやくノックス。

 

⇩一言コメント

どれほどの罪の意識に苛まれてきたのか、1発で理解できる場面。

また、ノックスのこれまでの苦悩が凝縮された場面。

しかし、その涙の残酷でおぞましい背景とは裏腹に、この涙は嬉し涙なんですよね。

そこが良いんです。

些細な幸せ。

本当に些細な幸せ。

でも、ずっと自分を責め続けてきたノックスが、ほんの少しでも報われた瞬間。

良かった。

本当に良かった。

この場面でのノックスに感情移入すればするほど、涙が溢れてくる、最高の名場面です。 

★他の回はこちら★

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