【はじめに】地元民ならではの視点から、伏見稲荷大社の魅力に迫る。
某サイトで世界No.1の観光地に輝く、
伏見稲荷大社。
個人的に最も思い出があり、最も足を運んだ観光地であります。
それ故にどんな記事を書こう、どの漫画と絡めよう、と思っていたら、最高の漫画に登場してきよりました。
今回は、実際に地元民として見た伏見稲荷についてお話しするので、アカデミックな話は少なめです。
まず、伏見稲荷、全然凄い観光地って感じがしません。
良い意味で。
学生の頃からあまりにも身近すぎて、京都のことを勉強し始めてから、
「え?そんなすげえの?」
ってなったレベルです。
1番の見どころと言われる、千本鳥居。
稲荷は、「稲が成る」=豊穣=裕福=商売繁盛という連想ゲームで、商売繁盛祈願のトップオブトップになりました。
千本鳥居は、その商売繁盛を願う方々によって維持されているのです。
ですが、私の個人的な意見では、千本鳥居よりも、夜景が1番。
伏見稲荷は24時間入れます。
そう、飲み会とカラオケでボロボロになった深夜?早朝?4時だろうが入れてしまうのです。
そして坂や階段を登り続けること1時間以上。
ようやくたどり着いた先で見る景色は、覚えてません。笑
その日覚えているのは、ベンチでリアルに燃え尽きている友人の姿のみ。
冗談はさておき、
夜、登り切った先から見える夜景は本当に素晴らしい。
何かある度に登って、ポケーっと夜景見ながら友人と語り合った日々が懐かしい。
正直、将軍塚や、神戸の方が綺麗ですよ。
でも、何かこう、言葉にできないですが、やっぱり伏見稲荷だな、って思わせる情緒?達成感?があるのです。
冬は日が沈むのも早いですから、
終電に間に合うように調整して夜の伏見稲荷を訪れてみては?
ちなみに、伏見稲荷はJR奈良線の稲荷駅から徒歩すぐで、稲荷駅は京都駅からわずか2駅ですよ!!
余談ですが、途中に謎の小さすぎる滝?があります。(今もあるのかな)
テンションにまかせて浴びるのはやめた方がいいです。
登るにつれ冷え方が凄まじいので、凍えてしまいます。眺めるだけにしましょう。
銀さんも言ってましたよね?テンションに身を任せる奴は身を滅ぼすってね。
【本題】シスターズウォー in 伏見稲荷大社
注意!!!!!
ここから先は、アニメ1期以降の内容です。
アニメ2期以降を楽しみにしておられる方は読むのをおやめください…
さて、
五等分の花嫁で、京都が修学旅行先に選ばれていました。
伏見稲荷は、
シスターズ・ウォーの舞台の1つ。
そう、一花がやらかした場所です。
すごくさらっと状況をまとめると、五つ子のうち、一花、二乃、三玖が確定で家庭教師で同級生のフータローに惚れていて、誰がフータローをものにするか、どうやって出し抜くかって状況での修学旅行です。
一花が良くない方へ進みはじめているのは、読み進めるにつれて気づいていました…
まあ、だからって何もできない訳ですが。
それがついに明るいところへ晒されてしまった。良くないやり方で出し抜こうとしたのが、バレてしまった。
ライバルである二乃、そして三玖、四葉、さらにはフータローの信頼を失っていく一花は本当に見ていられなかった。
一花の行動もすごくわかるし、フータローへの気持ちからの行動だって思うと可愛ささえ感じるけれども、やっちゃいけない行動だとももちろん思う。
「蹴落とす」「裏切り」
を真っ先に行動に移したのが一花なんてなぁ…
一花が三玖を蹴落とそうとして、それが明るみになり、三玖が泣いてしまった後の二乃とのやりとりが、、、
二「あの子を泣かせてこれで満足?」
一「二乃にだけは言われたくないなぁ 温泉で言ってたじゃん 他人を蹴落としてでも叶えたいって」
「私と二乃の何が違うの? 教えてよ」
二「確かにそう言ったわ 他の誰にも譲るつもりもない」
「でも」
「私たち五人の絆だって同じくらい大切だわ」
「たとえあんたが選ばれる日が来たとしても 私は… 祝福したかった…!」
一「…っ」
この場面、ほんとに名場面です。
「教えてよ」の一花の表情は、もうダメな人の表情をしてた。あ、一花、終わってしまった…
そう思った矢先の二乃のこれ以上ない返答。
二乃、カッコいい。
リスペクトすら感じる。
いい大人ですが、高校生に敬意を抱きました。
なんとか関係は落ち着くのですが、この二乃の返答が物語においてキーポイントだったと思います。
【まとめ】
修学旅行で伏見稲荷行きたかった。
京都に住んでると叶わない夢。
*この巻の表紙の四葉ずるくね?