はじめに
みなさん、本年はご愛読くださり本当にありがとうございました。
『コロナ』という、未曽有の危機に襲われた2020年、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
確かに、外出しにくくなった。
確かに、人と関わる機会が減った。
確かに、怯えて暮らす毎日だった。
もちろん、過去形にするにはまだまだ早いです。
しかし、こうした状況だからこそ得たものもあります。
サッカーの試合で応援している選手がゴールを決めたとき、「スポーツってこんなに元気をくれるんだな」って思ったり。
友人に勧められ、自宅にいる時間が長くなったからしぶしぶ見たアニメが半端ではなく面白く、漫画を全巻買うまでに至ったり。(そう、ヒロアカのことです)
そして、お互いに心配し合う家族や友人とのやり取りを通して、「人に恵まれている」と実感できたり。
今だからこそ、できることを。
2021年が、皆様にとって素晴らしい1年となりますように。
そして、私のブログが皆さまの時間を、ほんの少しでも有意義にできたなら幸いです。
八坂神社って??
四条通の東の端にある、八坂神社。
祇園と呼ばれる京都屈指の観光地の中心で、京都の観光地の中でも特に人気が高いスポットで、全国にある(驚き!)八坂神社の総本社なのです。
朱色の西楼門があまりにも有名ですね。
ですが、「西」とある通り、この門は正門ではありません。
八坂神社よりさらに坂を登った先の、高台寺に行く道すがら、左手に見えてくる、西楼門に比べると地味な門が正門なんです。
参拝する際はお気を付けくださいね!!
さて、京都の夏の風物詩、祇園祭は、八坂神社の例祭です。
例祭とは、その神社で1番大事な祭りのことです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
八坂神社からの徒歩圏内に、
清水寺・知恩院・円山公園・高台寺・南禅寺
といった観光名所がたくさんあるのも推しポイント。
京阪祇園四条駅から少し歩いたところにあります。
京都駅からならバスが1番分かりやすいですかね。
「八坂神社」っていう名前について
そんな八坂神社、かつては祇園社と呼ばれていました。
それが八坂神社と改名されたのは、明治のことです。
明治時代、「神道(=神社)」を国の宗教に定めようとした明治新政府。
当時、仏教と神道がミックスされた(=神仏習合)ところが多かったので、
「ちゃんと区別しろ」
ってなりました。
その命令が、神仏分離令。
祇園社も、神仏習合していた神社の1つでした。
当時の祇園社の主要な祭神は、牛頭天王。
この牛頭天王は、インドの祇園精舎の守護神。
祇園精舎とは、お釈迦様が仏教を説く際に、それに相応しい施設を作るべきと考えたスダッタという富豪が建てた寺院のことです。
「なんて素晴らしい教えだ!こんな素晴らしい教えを説いてくださるのに、良い感じのスペースがないなんて…ならば作るしかねえな!!」
仏教において重要な建物で、「祇園精舎の鐘の声〜」で日本人なら聞き覚えがあると思います。暗唱させられましたよね~
つまり、祇園社という名前は、その祭神とともに、祇園精舎を連想させるため、
「いや、仏教の要素ありすぎやん」
となったわけです。
「神仏分離したいのに、名前聞いたらみんな仏教思い出してしまうやん。」
「じゃあ名前変えなあかんわ。」
で、祇園社がある地域を古代より八坂郷と呼んできたので、八坂神社と改名したそうです。
八坂郷の由来は、この地域の8の坂に由来するという説がありますが、どう数えても8以上の主要な坂があるので、定かではありません。
おわりに
おわりに、私が尊敬してやまない木村拓哉さんが毎日発信している言葉を。
STAYSAFE!
みなさん、良いお年を~~~~~