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【宗家のヒナタと分家のネジ】茶道『千家』×NARUTO

【はじめに】茶道の名門、「千家」について解説!

京都は、お茶が有名です。

 

京都駅のお店に並ぶお土産物を見れば、抹茶推しが半端ではないことが良く分かります。

 

特に、宇治が誇るブランド茶、宇治茶は日本全国に広まり、旅行先で出会う抹茶を使ったお店には、「宇治茶使用」と宣伝文句として使われているほどです。

 

 

そんなお茶が有名な京都、当然茶道も有名です。

 

その中でも、「千家」と呼ばれる流派が最も有名で、それもそのはず、あの千利休が始祖と言われる流派なのです。

 

そして、千家はさらに、「表千家」「裏千家」と呼ばれる2つの流派に分かれます。

 

*武者小路千家という、第3の流派を合わせて三千家と呼びますが、今回武者小路千家には触れません…

 

 

表と裏、その呼び方から察せられるように、いわゆる「本家」が表千家「分家」が裏千家です。

 

表と裏の名前の由来は、それぞれが活動するベースとしていた場所=【庵】の位置関係にあります。

 

 

 

千利休の死後、その養子であった少庵が、千利休の庵である不審庵を継ぎ、さらにそれが少庵の息子である宗旦に引き継がれます。

 

本家(=不審庵):千利休→少庵→宗旦

 

そして、不審庵は、宗旦の第3子宗左に譲られ、宗旦は不審庵のすぐそばに今日庵を建て、そこで隠居生活を送ります。

 

その後、宗旦が亡くなると、宗旦とともに暮らしていた第4子宗室今日庵を正式に独立させます。

 

ここで、流派が2つに分かれたのです。

 

本家:千利休→少庵→宗旦→宗左

分家:                        (宗旦)→宗室

 

 

 

不審庵と今日庵の位置関係を見ると、北が今日庵、南が不審庵という並びになっています。

 

地図で見ると上下の関係になっているわけです。

 

さらにそこに京都御所を加えると、

 

今日庵

 ⇧

 不審庵

 ⇧

 京都御所

 

 の並びになります。

 

 

これを立体的に、Googleアース的に想像してみてください。

 

御所から見て、今日庵は不審庵の後ろに隠れませんか??

 

つまり、本家である不審庵の「裏」にある今日庵をベースとする千家だから、裏千家なのです。

 

 

文章ではわかりにくくてすみません…

 

 

 

そんな裏千家ですが、現在茶道を嗜む人の半分以上が裏千家だと言われるほど発展しています。

 

明治時代以降、裏千家は茶道を民衆に広める努力を惜しみませんでした。

 

茶道の教本の出版、雑誌の発行、組織の確立、そして何より教育への参入。

 

裏千家の働きかけで、多くの学校が授業に茶道を取り入れ、茶道部が多く生まれることになったのです。

 

 

こうして、分家が本家をしのぐほど発展したのです。

 

 

【本題】ネジ、あなたのことはずっと忘れない。

 さて、本家と分家と聞けば、思い出すのは日向一族でしょう。

 

木ノ葉の名門中の名門にして、血継限界「白眼」を受け継ぐ一族。

 

そんな名門だからこそ、悲しい掟や、悲しい過去を持ちます。

 

分家に生まれし者は宗家(本家)に刃向かえぬよう呪印を刻まれ、自由を奪われる。

 白眼の秘密を守るため、分家の者が犠牲となる。

 

まあ、悲しい話はこのあたりにしておきましょう。

 

 

 

分家に生まれた天才、日向ネジ

 

私は、ネジがめちゃくちゃ好きです。

カッコいい。

いや、めちゃくちゃカッコいい。

 

余談ですが、ヒロアカの轟くんを見てると、ネジを思い出すのです。

主人公がトーナメントで最初にぶつかる大きな壁、家柄の悲しい背景、主人公と交えた後の良い奴への変貌ぶり。

轟くんがネジのような非業の死を遂げないことを祈るばかりです。

 

 

そんなネジの私の中でのハイライトは、鬼童丸戦です。

 

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中忍選抜試験でナルトと戦った後、「味方」になったネジの、勝利への覚悟と仲間への溢れる想いが滲み出ていた、名勝負だと思います。

 

 

鬼童丸も相当強かったですからね。

 

無敵だと思われていた白眼の弱点を見破り、多彩な遠距離攻撃で追い詰めた戦いは賛辞に値します。

 

 

 

白眼の死角に気づかれたネジはこう思いました。

 

「今まで戦った敵の中でこいつは一番強い!」

 

そう、これが、後の名ゼリフの伏線となっているのです。

 

 

 

鬼童丸を倒したあと、決死の覚悟のわけを問われたネジの答えは、

 

 

「お前は…今まで戦った敵の中で1番強い…」

 

「だがオレには負けられない理由がある…」

 

「オレが今までに戦った全ての者の中で一番強い奴がオレにこう言ってくれた…」

 

「"お前はオレと違って…落ちこぼれなんかじゃない"と…な」

 

「オレは常に天才と呼ばれてきた…」

 

「だから負けるわけにはいかない」

 

「凡小なオレを天才と信じているあいつらの為にもな…!」

 

 

このセリフ、ナルト全巻通しても好きなセリフランク上位に入る最高のセリフです。

 

 

以上、本家を超えた分家の話でした。

 

 

【まとめ】

ネジにはネジの良さが、ヒナタにはヒナタの良さがあります。茶道のことは正直良く分かりませんが、表千家にも、裏千家にもそれぞれの良さがあるのだと思います。あくまで人数や認知度で「超えた」と表現しただけですので、悪しからず。

 

*表千家と裏千家、表蓮華と裏蓮華に発音が似過ぎてる。リーでもこの記事書けたなぁ。