【はじめに】とりあえず、見てほしい。
最近まで、五等分の花嫁のパズルゲーム、「ごとぱず」では画像のように、五つ子が綺麗な着物を着て、正月イベントを実施していました。
(すみません、記事が間に合いませんでした)
それぞれとても似合っていて、可愛いですよね。これを見てほしかっただけです。
まっ、ガチャは末吉くらいでしたけど…
今回の記事、「×五等分の花嫁」としましたが、五等分の花嫁要素は以上です。ファンの方はすみません…
その分、記事の中身を頑張りましたので、どうかそのまま本題へ!!
西陣織と友禅染の違い
京都の代表的な伝統工芸品の中でも、代表的なものが西陣織と友禅染。
西陣織は地名が由来になっています。
どちらも着物なので、混同しがちですが、
西陣織は織物。
友禅染は染物。
つまり、カラフルな色を出すために、
西陣織はカラフルな色の糸を織って模様を作り出す
友禅染は白い布地に模様を描いて染める
という大きな違いがあるのです。
まさに読んで字の如く。
言われてみれば納得ですが、言われなければ気づきにくいですよね笑
友禅染についてもっと詳しく。
友禅染の由来になったのは、染の技法を確立させたと言われる、宮崎友禅斎。
人の名前です。
西陣織は、応仁の乱を経て名付けられた地名がもとになっていますが、こちらは人の名前からきているんですね。
ここにも違いがありました。
由来に続いて、技法を見てみましょう。
友禅染に使われる技法は、糊置防染法。
簡単に言えば、着物に描いた下書きの線に、糊などの防染剤を使い、染まらない部分を作って、線をまたいで色が混ざってしまわないようにする技法です。
とまあ、文章で書くのは簡単ですが、一度友禅染で検索してみてください。
この模様が手書きで、しかも上記の方法で作り出されているなんて、理解の範疇外です。
それはそれはお値段も相当なものになるわけですね…
【おまけ】加賀友禅にまつわるお土産、もらいました。
友禅染は、京都だけで発展し、有名なわけではありません。
石川県には、加賀友禅というこれまたとても有名な友禅染があります。
最近、石川に住む友人から、とても鮮やかなお土産をもらいました。
その画像をご紹介して、今回の記事を終わりにします!!
*味も、甘味と味噌の塩気が絶妙で、めちゃくちゃ美味しかったです!!