- 【はじめに】地元民ならではの視点から、伏見稲荷大社の魅力に迫る。
- 【入口・アクセス】京都駅からわずか2駅!
- 【スタート〜おもかる石】所要時間:約10分
- 【〜四ツ辻】入口から四ツ辻までの所要時間:35分くらい
- 【番外編】四ツ辻 第3の道?
- 【四ツ辻〜山頂】入口から山頂までの所要時間:70分くらい
- 【山頂〜下山】下山までの所要時間:35分くらい
- 【おわりに】感想と注意点
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【はじめに】地元民ならではの視点から、伏見稲荷大社の魅力に迫る。
某サイトで世界No.1の観光地に輝く、
伏見稲荷大社。
個人的に最も思い出があり、最も足を運んだ観光地であります。
ですので、伏見稲荷、全然凄い観光地って感じがしません。
良い意味で。
学生の頃からあまりにも身近すぎて、京都のことを勉強し始めてから、
「え?そんなすげえの?」
ってなったレベルです。
稲荷は、「稲が成る」=豊穣=裕福=商売繁盛という連想ゲームで、商売繁盛祈願のトップオブトップになりました。
千本鳥居は、その商売繁盛を願う方々によって維持されているのです。
ですが、私の個人的な意見では、千本鳥居よりも、夜景が1番。
伏見稲荷は24時間入れます。
そう、飲み会とカラオケでボロボロになった深夜?早朝?4時だろうが入れてしまうのです。
そして坂や階段を登り続けること1時間以上。
ようやくたどり着いた先で見る景色は、覚えてません。笑
その日覚えているのは、ベンチでリアルに燃え尽きている友人の姿のみ。
冗談はさておき、
夜、登った先から見える夜景は本当に素晴らしい。
何かある度に登って、ポケーっと夜景見ながら友人と語り合った日々が懐かしい。
正直、将軍塚や、神戸の方が綺麗ですよ。
でも、何かこう、言葉にできないですが、やっぱり伏見稲荷だな、って思わせる情緒?達成感?があるのです。
冬は日が沈むのも早いですから、
終電に間に合うように調整して夜の伏見稲荷を訪れてみては?
【入口・アクセス】京都駅からわずか2駅!
伏見稲荷大社の入口にそびえ立つ、大きな鳥居。これが目印です。
近くの駅は、
JR奈良線の稲荷駅。
下車後すぐです!
京阪の伏見稲荷駅。
下車後3分ほど歩きますが、目印も多く、迷わずたどり着けると思います!
京阪バスの稲荷大社前駅。
他の観光地とつながる分には便利です。
ここから徒歩4分ぐらい。
このバス停は京阪の駅の近くにあります。
車でのアクセスですと、
一応無料駐車場もあります。
注意点は、
・参拝のピーク時(初詣など)はそもそも閉鎖
・普通の日でもまあまあ混んでいるので空いていることを祈る
・伏見稲荷大社の前の道は一方通行なので注意
です。
【スタート〜おもかる石】所要時間:約10分
本当の入り口って感じの楼門。
非常に厳かな雰囲気があります。
至る所にある狐の像。
狐は、稲荷天神の使いとされています。
楼門を入ってすぐ。
左手には境内の案内図があります。
楼門を入ってまっすぐ行くと、本殿が。
お参りしましょう。
本殿を右手に進むと千本鳥居コースの入り口があります。
いざ、稲荷山登山を開始しましょう!
千本鳥居の美しさは圧巻ですね~
分かれ道があります。
右側を通るのがマナー。
はい、おもかる石へ到着!
説明しよう、おもかる石とは…
『灯籠の前で願い事を祈念して石灯籠の空輪(頭)を持ち上げ、その時に感じる重さが 自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い 重ければより一層の努力が必要とする試し石』
(立て札そのまま)
【〜四ツ辻】入口から四ツ辻までの所要時間:35分くらい
おもかる石があるエリアから、
「根上りの松」という標識を目印にして、いざ登山再開。
登山を再会する入口のすぐ横にある案内図。
飽きないですね~
小さい神社が増えてきました!
謎の広大な池に出ました!
三ツ辻を通過!
お茶屋さんを横目に…
自販機コーナーを経て...
素晴らしい眺めの展望スペースに到着!
展望スペースの案内図を経て…
四ツ辻へ到着!!
この建物を中心として、
○左コース
○右コース
に分かれています。
詳しくは下の写真をご覧ください!!
【番外編】四ツ辻 第3の道?
四ツ辻は2つの道に分かれていますが、
参拝コースと「書かれていない」第3の道が存在します。
一番左にある道で(なんなら一番入口は豪華)、
フェイントですので注意してください。
ここでは番外編として、フェイントに引っかかった場合の様子を。
階段を上がり「進んでいいの?」ってなる道と呼べない道を進むと、
見ばらしがとんでもない場所に!!!
ここは昔友人と来ましたね~ 懐かしい。
ここは、本ルートではないので、人が全然いません。
夜景を見ながら語り合う、なんてときにオススメ。
そして道に沿って進むと、「白瀧こちら」の看板が。
その方向に進んでいくと…
白瀧大神の祠に到着!
写真右側に小さな小さな滝が写っていますよ。
【四ツ辻〜山頂】入口から山頂までの所要時間:70分くらい
今回は、あえて左ルートから。
あえてと言ったのは、右からが正規ルートっぽいからです。
右側から行く人の方が多かったし。
眼力社。名前厳つい。
御膳谷奉拝所。
謎の分かれ道。
何?ここからも滝へ行けただと…
御膳谷。
何かすごいところっぽい。
TAKURIKITEI。漢字読み取れなかった…
薬力大神。
御剣社。剣の漢字は変換で出てこない。
道中、朱色ではない鳥居が!
そして…
着いたぞ!!!!
山頂だ!!!!
(景色撮れるとこなくて、山頂感あまりなし。みんなそう思うのでしょうね、看板に「ここが山頂で間違いないので社務所に聞いてこないで」って書かれてました笑)
【山頂〜下山】下山までの所要時間:35分くらい
帰りはほぼ同じ道なのでサクッと。
辻亭。山頂近くで商売をしておられるのはすごい。
二ノ峰。
中之社。
荷田社。
何の変哲もない場所ですが…
このアングル。
このアングルがとても重要なアングルなのです。
そして、頂上でもないこの場所が、いかに大切な場所か…
詳細は五等分の花嫁10巻をご覧ください。
三ノ峰。
岡本店。ここだけ~亭じゃないの?
「俺が守ってやる」と言わんばかりに、狐(他の神社は狛犬)ポジションに鎮座する猫。可愛い。
荒木神社。
もうここまで来ると伏見稲荷ではない。
【おわりに】感想と注意点
久しぶりに登りましたが、めっちゃきつい。
本当にきつい。
でも、空気がとても気持ちよくて、デトックスされた感じ。
以下、箇条書きで感想と注意点を。
・冬場は、森特有の寒さと運動による暑さ、どちらにも対応できるような服装で臨むこと。着脱可能な上着って意味です。
・正直、四ツ辻で引き返しても良い。目的がなければ、個人的には四ツ辻がピーク。
・山頂を目指すなら四ツ辻で第3の道に気を付ける。
・夜景は第3の道を上がったところか、四ツ辻がめっちゃ綺麗。
・複数人で行ったとき、道をふさいでしまわないように注意。
・下山後他の観光地に行くメンタルは残っていないので、京都旅行において他の観光地との兼ね合いは重要。
・マスクをつけて参拝すると5倍はしんどい。でもつけましょう。
・やっぱり一番好きな観光地。何度行っても良いなあ~
長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!
こんな時代だからこそ、少しでも、「旅した気分」を味わってもらえたなら嬉しいです!