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【タコの伝説?】永福寺×HUNTER×HUNTER

京都の、タコにまつわる伝説

錦市場から少し東に歩いたところにある、

永福寺

 

寺町通りの名前の由来となった、豊臣秀吉によるお寺大移動に含まれるお寺です。

kyotomanga.info

 

この永福寺、とある伝説から、蛸薬師堂と呼ばれています。

 

むしろ、この名前の方が有名。

 

ある日、永福寺の僧である善光は、家に蛸を買って帰ろうとしました。病気で苦しむ母が、蛸を食べたいと願ったからです。

 

しかし、お坊さんは、生魚を持ってはいけないという戒律があり、町の人々に、「あいつ、お坊さんなのに生魚持ってんじゃね」と疑われてしまいました。

 

たぶん、匂いでバレたのでしょう。

 

親孝行するために、戒律を破ってまで蛸を持って帰りたい善光は、なんとか隠し通そうとしますが、人々は見せろと言って聞きません。

 

善光は、日頃から信仰している薬師如来に、なんとかしてくださいと祈りを捧げました。


すると、その蛸はたちまち8本の巻物に変化して難を逃れただけでなく、家に帰ると母親の病気も治っているではありませんか。

 

そんな伝説から、永福寺は蛸薬師堂の名で知られ、病気平癒の御祈祷で有名なお寺となりました。

 

キメラアント篇について思いの丈をぶつける

さて、タコといえば、イカルゴ

 

そう、キメラアントでありながら、ゴンやキルア達と共に戦った、憎めない奴。

 

彼のおかげで、キルアの人間らしさ、キルアの優しさが引き出されましたね。

 

もちろん、戦いにおいても重要な役割を果たし、キルアの命の恩人でもありますが、それ以上に、キルアのキャラクターを引き上げてくれた存在として心に残っています。

 

中でも、2人の出会いのシーンは良かった。

 

仲間の情報を教えろ、さもなくばとイカルゴに迫るキルア。

 

イカルゴが選んだ選択は、自害。

 

「仲間は 売れねェ…‼︎」

 

それを、助けるキルア。

 

「なっ… なんで」

 

「かっこいいから」

「違うカタチで会えてたら友達になれたなって思うくらいな」

 

そして、その後、サメみてーなゲスヤローがキルアに噛み付く。

 

「おらおら 泣き叫べ コラ」

 

「あー」

「ほっとする」

 

「やっぱ 敵はオメーみたいなクソがいい」

 「すげえ 殺りやすいから」

 

この、サメのモブのところまでセットで好きです。敵は敵でも、戦い易い敵と、戦い難い敵っていますよね。

デクにとってのジェントル・クリミナルみたいな。

 

かっこいいからって言ってるキルアの表情と、敵はオメーみてえなクソがいいって言ってるキルアの表情。

その書き分けが、さすがの一言。

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そして、HUNTER×HUNTERのキメラアント篇、これは個人的に漫画史上最高峰と言えるストーリーだったと思います。

非常に読み応えがあり、漫画を読んでいるという感覚以上のものを得ることができます。

本当に読んでください、としか言えないのですが、以下、良いと思った点、思いの丈をぶつけます。

 

・成長途上にある主人公の相手が最強の敵ではなく、その部下というリアリティ。主人公だから結局なんやかんやでどれだけ格上でも倒しちゃう、ってなると冷めるので。

 

・限界を超えた力を発揮した代償がしっかりと主人公に降りかかっている。

 

・いわゆる異能力ものであるにも関わらず、最強の敵を倒すのが化学兵器であること。

 

・徐々に人間らしさを育む敵に、漫画の中のキャラだけでなく、読むこちら側も感情が掻き乱され、整理できなくなるところ。そして、読み手の気持ちの代弁するかのような、キルアの心の声。

 

・キルアの心の描写が秀逸。特に、ネフェルピトーとゴンが戦う前の、名シーン。

 

・王の最期は言わずもがな。もはや敵として見れなくなっている自分がいる。

 

 

まだまだありますが、このあたりで…

一言でまとめると、

感情がバグります。

それが良いのです。

 

普段の生活で感じることのできない感情の揺れ動きに身を任せ、現実と離れることができる心地よさ。

 

この記事で少しネタバレしてしまっていますが、HUNTER×HUNTERの世界へ、みなさんも入り込んでほしいものです。

 

ぜひ読んでみてください!!!


まとめ

蛸薬師堂のおかげで、イカルゴを通してキメラアント篇の話ができました。