京都×漫画

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【解釈を広げろ・瓢鮎図】妙心寺・退蔵院×呪術廻戦

退蔵院紹介

今回ご紹介するのは、退蔵院

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JR花園駅からほど近いところにあります、妙心寺の塔頭寺院

 

そもそも妙心寺とは…

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元々花園天皇の離宮(=別荘)として作られた、日本最大の臨済宗のお寺です。

塔頭(たっちゅう)寺院と呼ばれる、いわば子分的なお寺を46も持っている、とても大きなお寺です。

 

その46の塔頭寺院のうちの1つが、退蔵院。

狩野派と呼ばれる、日本でトップクラスに有名な絵師集団の二代目、狩野元信がデザインしたと言われる、通称『元信の庭』があることで有名です。

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⇩元信の庭以外にも、素晴らしく見応えのある庭園があります!!

腰を落ち着ける場所も用意されていて、究極の癒しスポット!!

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水琴窟:水の音で「わびさび」を味わう仕組み

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国宝・瓢鮎図

そして、退蔵院のもう一つの目玉が、国宝・『瓢鮎図』

『ひょうねんず』と読みます。

室町時代の水墨画の巨匠如拙(じょせつ)による作品です。

歴史の授業では、水墨画=雪舟と覚えた方も多いと思いますが、その雪舟が師匠と崇めたと聞けば、いかにすごい人物だったか分かるのではないでしょうか。

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この絵は、「人が大ナマズをひょうたんで捕まえようとしている」絵です。

*絵の下部参照

しかし、この絵には不思議な点がいくつもあります。

例えば、

・ひょうたんをきちんと持てておらず、宙に浮いているようにも見える。

・そもそもひょうたんで大ナマズを捕まえる?

・人の顔が人っぽくない。異形の顔?

このように不思議だらけの絵、見る者に解釈が委ねられているのです。

禅の教えの理解を深め、自分なりの答えにたどり着くために作られた絵だと言われています。

この絵に、当時の有名な僧が何人も挑み、その解釈を絵の上に記しました。

*絵の上部参照

と呼ばれるこの文章、ここまで多くの賛が記された絵画も珍しいものです。

ちなみに、「瓢」はひょうたんのこと、「鮎」はなまずのことを指しています。

「鮎」は日本語では焼き魚で有名な鮎ですが、中国ではなまずのことを指すそうです。

なまずはひげで地震を予知するとされ、それが予知=占いというイメージから鮎という漢字が当てられたとも言われています。

伏黒恵の領域展開『嵌合暗翳庭』

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さて、「解釈」と聞いて思い浮かぶのは、伏黒が領域展開を成功させた瞬間

宿儺の指と共振して現れた、強力な呪霊。

式神も破られ、気を失うほどに痛めつけられる伏黒。

止めを刺そうと近づいてくる呪霊。

 

ここまでだな

「布瑠部…」

 

「…?」

 

「やめだ」

イメージしろ 自由に!!

「やってやるよ!!」

「領域展開」

「嵌合暗翳庭」

もっと自由に!!

広げろ!!

術式の解釈を!!

 

伏黒を覚醒させたのは、

五条先生の「本気でやれ もっと欲張れ」、

宿儺の「宝の持ち腐れだな」。

この伏黒の領域展開の瞬間、

伏黒がいわゆる「サスケ枠」として物語の中で大きな存在になった気がしました。

まとめ

退蔵院の瓢鮎図は、僧を領域展開へ導くための、解釈を広げさせる道具。

★オススメ観光地★

kyotomanga.info