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【京都を見る目が変わる豆知識・雑学】神社とお寺編

八坂・上賀茂・下鴨神社に共通する秘密って?

京都を代表する観光地と言えば…

八坂神社

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上賀茂神社

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下鴨神社

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上記の3つの神社に共通する秘密とは?

京都を見る目が変わると思いますよ!!

KEY:『神仏習合』って何?

今回、キーワードとなるのが『神仏習合』

歴史の教科書で聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

簡単に言えば、日本古来の神様と、外国由来の仏様を、もたらすご利益が同じだとして同一視すること」です。

神様を拝むこと=仏様を拝むこと、

仏様を拝むこと=神様を拝むこと。

こうした日本独特の信仰なんですね。

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この神仏習合信仰のオリジンと言われているのが、熊野信仰

京都では新熊野神社にて神仏習合の案内文などを見ることができます。

新熊野神社の案内文によると、

イザナミノミコト(神様)=千手観音(仏様)

イザナギノミコト(神様)=薬師如来(仏様)

スサノオノミコト(神様)=阿弥陀如来(仏様)

アマテラスオオミカミ(神様)=十一面観音(仏様)

のように同一視されているとあります。

京都の人気観光地の秘密を解くカギは、この『神仏習合』です!

POINT①:『門』と『鳥居』

さて、八坂神社と上賀茂・下鴨神社に共通するもの、それは立派な朱色の楼門ですよね。

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特に、八坂神社の西楼門は、正門だと勘違いされる方が続出するほど、祇園の町のシンボルとなっています。

そんな八坂神社の正門、ご覧になったことありますか?

そう、灰色の地味な鳥居があるだけ

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でも、これが「神社としては普通」なんです。

神社の出入り口にあるべきは、『鳥居』なのですから。

伏見稲荷大社なんか鳥居の数ハンパないですからね。

対して、お寺の出入り口にあるのは、『門』です。

知恩院や東福寺の三門などが特に有名ですね。

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そう、八坂神社や上賀茂・下鴨神社に共通する1つ目の秘密とは、本来神社にあるはずのない楼門

言い換えれば、神社であるにも関わらず、神仏習合の考えより、建築にお寺の影響を多分に受けている、ということです。

京都には、たくさんの神社・お寺があります。

「神社で楼門を見つける」「お寺で鳥居を見つける」ことがあれば、それは神仏習合の名残りです。ぜひ意識しながら京都観光を楽しんでください!

POINT②:建物の『スペース』

次は、POINT①に比べると分かりにくいです。

次のPOINTは、本殿の『スペース』

本殿とは、その神社やお寺において最も重要なところで、お祀りする神様や仏様を安置する場所です。

ここで、神社とお寺では大きな違いがあるのです。

 

<神社>

神様は「姿形がない」とされるので、何かを依り代とする

➡紙でも木片でも、何か物を安置して、それに対して拝んでいる

本殿のスペースは狭くていい

<お寺>

仏様は「姿形がある」とされるので、それを現世に再現した仏像が必要

➡仏像を安置し、それに対して拝んでいる

本殿には大きなスペースが必要

 

上記を踏まえたうえで、八坂神社の話をしましょう。

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八坂神社の本殿は、2020年に新たに国宝認定されました。

拝殿(拝むところ)と本殿を1つの屋根で覆っていることなどが特徴の『祇園造』という建築様式が非常に価値のあるものだからです。

そして、なんといっても、その大きさ。

八坂神社を訪れた方ならわかると思いますが、デカい

めちゃくちゃデカい。

 

さて、1つ疑問に思いませんか?

そう、神社の本殿は本来「狭い」はずなのです。

ここにも、『神仏習合』による仏教が神社にもたらした影響が見てとれますね。

京都観光する際は、ぜひ「本殿の大きさ」にも注目してみてください!!

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